【アスリートフードマイスター紹介】大林久利子さん

資格を取ったけれど、ほかの人はどのように資格を活用しているのか、どんな活躍をしているのか知りたいと思いませんか。

日本各地で活躍するアスリートフードマイスターの皆さんですが、シーンはもちろん、アスリートとの関わり方も実にさまざま。これから資格をどう生かしたらよいか悩んでいる人も、実際に選手をサポートしているという人も、ほかの人の活躍を垣間見ることで、一歩を踏み出す勇気をもらったり、悩みを解消するヒントを得られたり、プラスになることがたくさんあるのではないでしょうか。

今回は、フードコーディネーター&栄養士として広告のスタイリング・雑誌や企業誌へのレシピ提供など幅広く活動中の大林久利子さん(アスリートフードマイスター3級)をご紹介します。


大林久利子さん
プロフィール/アスリートフードマイスター3級

フードコーディネーター&栄養士として、広告のスタイリングを始め雑誌・企業誌へのレシピ提供など、幅広く活動中。アスリートフードマイスターとして二人の球児を育てる母でもあります。
高校時代に野球部マネージャーをしていた頃、スポーツ栄養の存在を知りました。
その後、大学時代は栄養士を志してスポーツ栄養について学んでいました。
卒業後は実際に仕事として生かせる場面はなかったのですが、子供が野球を始めたことがきっけかでアスリートフードマイスター資格取得を目指すことに。毎日一生懸命に頑張る子供の姿に刺激され、「食でサポートしたい」と思うようになり再び学び直そうと思いました。
また、「身体を大きくするために何を食べさせたら良いの?」などの悩みを抱えるお母さんも多かったため、その悩みに答えられるようになりたいというのも動機のひとつです。

Q アスリートフードマイスターとして活動していることは?

高校で女子硬式野球部に所属する高1の娘と、中学生で硬式野球のクラブチームに所属する中1の息子のサポートをしています。
また、ジュニアアスリートを育てるお母さんを対象に、ワークショップ「怪我に負けない強い体を作る毎日の食事」開催。※2019年5月

Q 資格を取得して得たこと・役に立ったことは?

野球をする子供の食事で、どのタイミングで何を食べたら良いか試合前や試合当日のコンディショニング作りに役立っています。
また、同じチームのお母さんたちから、食事について相談される機会も増えて、アドバイスができるようになりました。

 

Q アスリートフードマイスターの活動の中で活動の中でうれしかったことは?

日々の食事の繰り返しの中で、子供(選手)自身が自分で考えたり、食べ物を選ぶ力が身に付いてきていると感じたとき。

 

Q アスリートフードマイスターとして心掛けていることは?

与えられた食事をするだけではなく、その意味や役割などをアスリート本人も一緒に考えられるような働きかけをすること。

 

Q これから取り組みたいこと・目標は?

中学や高校になると食育に取り組むチームが増えていますが、食べる事が苦手な子が多く見られます。
保育園栄養士としての経験からも、小さい頃から親子で食に触れる経験をしたり、楽しく食事をしたり、食に興味を持つことで、食べる力や生きる力が身に付いてくると感じています。
大きくなってから頑張ることも大切ですが、小さい頃からの積み重ねをもっと大切にしてほしいとの思いがあり、幼児期や小学生のうちから「食トレ」ではなく、食を楽しむ機会を親子で持てるような取り組みをしていきたいと考えています。
また、まだまだ野球の現場でも、ただごはんの量を増やすだけの食トレになっていると感じる場面も多々あります。ケガをしない身体作りや、何を何のために食べるのかといった細やかなサポートができるような取り組みをしていきたいと考えております。
❝平日は自身の仕事をしながら土日は子供の野球のサポート❞と、そんな休みなく頑張るお母さんたちの助けになれるよう、簡単だけれど栄養もしっかりとれるレシピの提案・発信もしていきたいです。

 

Q 好きな(応援している)アスリートと、その理由は?

大谷翔平選手
息子の憧れの野球選手であり、❝二刀流❞という誰もがなしえなかった事に挑戦する姿にいつも勇気をもらっています。

 

Q あなたのGOOD FOR ATHLETE(アスリートにとっておすすめの品)は?

電子レンジで作れるお手軽な鶏ハムの作り置き
マリネ液に10分ほど漬け込んで、電子レンジで加熱。そのまま冷ますとしっとり仕上がります。
冷蔵庫に保管しておくと、サラダのトッピングにしたり、サンドイッチに挟んだり、和え物やスープの具に入れたり、手軽にタンパク質をプラスできるのでとても重宝しています!

★大林久利子さんのことをもっと知りたい人は下記をチェック!
平日は高校の女子硬式野球部で頑張る娘のお弁当を、週末はシニアに所属する中学生の息子の1.5合弁当の記録をInstagramにて発信中。日々のお弁当作りは栄養バランスを取りながらお弁当を作る母の負担になりすぎないようなお弁当を心がけています。
https://www.instagram.com/kuriko0630

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