2022年8月26日、アスリートフードサポート制度強化選手・大崎舜選手（福岡大学男子サッカー部所属）が、J.LEAGUE（日本プロサッカーリーグ）所属「ロアッソ熊本」2023シーズンの新加入選手として内定！
おめでとうございます。
アスリートフードサポート制度強化選手の中でも、寡黙だが地道にサッカー技術向上とともに栄養学の知識や自炊力を身に付け、徹底的に食の改善に取り組んできた大崎選手。サポート当初からの目標であった「ロアッソ熊本」2023シーズンの新加入選手として内定したとともに、「2022年JFA・Jリーグ特別指定選手」として、日本サッカー協会より認定されました。
ロアッソ熊本公式発表HP：https://roasso-k.com/news/5756
福岡大学サッカー部公式発表：https://fukuoka-u-football.com/oshirase/post-19386/
※2020年より福岡大学男子サッカー部（福岡県福岡市：監督 乾真寛 以下福大FC）強化選手たちに対し食事・栄養管理の個別指導や食の環境改善を目的とする包括的なサポートを行う協定を締結。その活動は今年3年目となり、福大ＦＣ強化選手9名は、プロ選手になることを目標として栄養学の基礎知識に加え、体内変化を可視化する血液検査や体組成計・GPSを利用したパフォーマンス測定データ等を相対的に分析し、食事やトレ－ニング内容を自己調整ができる「自律型選手」として成長を遂げている
■アスリートフードサポート制度として福岡大学体育会男子サッカー部に提供する事業は以下の通り
①スポーツと食事の関係性とその重要性を伝え実践できる人材の育成
②スポーツに適した食事環境の整備
③チームメンバー及び関係にむけたアスリートフードの啓蒙
④パフォーマンスに関わる情報の分析結果の報告と改善提案
※上：大崎選手のアセスメントシート
※上写真：担当のアスリートフードマイスターと校内にて月1回のアセスメントタイム
■専任体制で3年間選手の成長に合わせて実施した食事指導
担当アスリートフードマイスター／細川奈穂子さん（1級）
「大崎選手は1年生の頃からサッカーのポテンシャルが高い選手として期待されていましたが、2年生のサポート開始時は怪我をされている状況からのスタートでした。又、最初は朝食も菓子パンが中心で補食をタイミング取れずエネルギー摂取の不足は見て取れました。授業も多く一人暮らし自炊という環境下の選手でしたので学生生活も忙しい中でしたが、サッカーのパフォーマンス向上のためという目標を毎月確認し、朝食の見直しから始めました。次のステップで補食を加えていく目標を掲げ摂取エネルギーを増やし、成長とともに体幹トレーニングも強化されていくので、そのペースに合わせて食事も調整し疲労を溜めないカラダづくりを意識して指導にあたりました。試合出場回数も徐々に増え、3年生になる頃には大崎選手も食事の選び方を変えたことで、試合場におけるパフォーマンスや身体の変化を実感できるようになっていました。又、同年、血液検査で体内の栄養状態を確認できるようになり、貧血気味である状態がわかり、更に大崎選手本人の食事改善に対する意識が高まり、提案した食材、お勧めレシピを積極的に自炊で挑戦。保護者の方にもご協力を仰ぎ、体調に応じて食材も豊富に使い、栄養フルコース型を実践してもらいました。サポート3年目となる今年は、エネルギーの枯渇もなくフルタイムの出場が果たせるようになり、必要とされるタイミングで連続ゴールを決めるなどパフォーマンスの発揮も十分にコントロールできる素晴らしい選手に成長されました。寡黙に日々努力される大崎選手が、今後もプロチームで更なるご活躍を果たす姿を応援したいと思います」
■福岡大学サッカー部について
1956年創部。福岡大学スポーツ科学部の教授で監督の乾真寛氏が3８年間率いる総勢118名（2022年8月現在）の強豪チーム。1993年のJリーグ創設以来、82名のプロ選手、A代表5名を輩出している人財育成に定評のある地方大学の雄。学生生活や身体管理もセルフコントロールが出来る一流プレイヤーとしての高い意識を育て、結果として同チーム内の他選手にも良い意味で影響を与えるリーダー的存在となる選手が育成されることも視野に入れ、アスリートフードサポート制度の取り組みを続けている。
※福岡大学公式HP：https://fukuoka-u-football.com/
※乾 真寛監督 ：https://fukuoka-u-football.com/stuff/stuff2/post-5715/
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