私の「五輪ストーリー」~恩田 美和さん

感動をありがとう!
この夏、世界最大のスポーツの祭典に出場した選手、コーチ、監督、トレーナー、選手のご家族、運営スタッフ、選手村スタッフ、ボランティアスタッフなど、祭典に関わったすべての方々、そして画面越しに応援した皆さま、本当にお疲れさまでした。
新型コロナウィルス感染拡大により、開催1年延長、そして無観客開催など異例づくしの大会となりました。
アスリートフードマイスターの皆さんはどのように参加されましたか?

アスリートフードマイスター事務局では、
この祭典に関わったアスリートフードマイスターの
それぞれのストーリーを、マガジン形式でまとめていきます。

この夏、特別な想いでアスリートをサポートしてきたあなたのストーリーをお聞かせいただけませんか?

第4弾は、車いすフェンシング (男子カテゴリーB サーブル個人/フルーレ個人、フルーレ団体) に出場された恩田竜二選手を支える奥様の恩田 美和さんのストーリーをご紹介します。


今年の夏に限らず今までも、日々のトレーニングはもちろん、強化合宿、長期の海外遠征など、怪我なく体調を崩すことなくこなせる身体作りができるよう、夫の細かい変化も見逃さないように気を配っていました。
また、その日その日の体調に合わせた食事や、スケジュールに合わせた補食を持たせてきました。

上の写真は、合宿から帰ってきた翌日のお昼ごはんです。
コンビニ食が続く合宿明けには、品数を増やしていろんな栄養素を摂れるよう心がけています。
ブリの照り焼きとだし巻き卵をメインに、お味噌汁にはなめこ、副菜はきんぴらとナスの生姜びたし、
常備菜の大根の葉っぱのふりかけと海苔の佃煮、お漬物も出しました。

「まごわやさしい」をコンプリートしています。

たまにお弁当も作ります。
こちらも「まごわやさしい」を揃えるよう心がけています。
仕事などで1日大変な時は、元気が出るように、なるべく夫の好きなものを入れるようにしていて、
この時は大好物の鶏の唐揚げをメインにしました。

他には、のり塩ポテト、エリンギソテー、切り干し大根と油揚げの煮物、ツナサラダなどを詰めました。

こちらは夜ごはんです。
かなり疲れが溜まっていた時だったので、豚肉や山芋などのスタミナ食材や、色の濃い野菜を意識して使いました。
豚ヒレとニンニクの芽のオイスター炒め、鮭とパプリカの南蛮漬け、
山芋短冊、お味噌汁にはわかめと油揚げと葱が入っています。

食事が出ない合宿の時には、数日分だけでも手作りのものを食べてもらいたくて、
保存瓶に作り置きしたご飯を持たせていました。

左から、鮭の南蛮漬け、棒棒鶏、海老シーザーサラダ、ひよこ豆とホタテの大根サラダ、きのこと牛肉のソテーです。

私はアスリートではありませんが、食事の面からアスリートをサポートし、一緒にオリンピック・パラリンピックを目指してきた日々は、とても貴重な経験でした。
自分の人生で、オリンピック・パラリンピックに関わることがあるとは思ってもみなかったので、そんな経験をさせてくれた夫に感謝しています。

大会中のサポートとしては、補食を用意して持たせました。
選手村の食堂での多様な美味しい食事や、ゼリー飲料などのブースも出していただいていたので、食事に不安はありませんでした。
ただ、少しでも夫の負担を減らしたいと思い、いつもの海外遠征と同じように、ゼリーやはちみつ、羊羹などを用意して、食べるタイミングを書いて持っていってもらいました。

※大会期間中ご主人に用意した補食の数々
※それぞれに食べるタイミングが書かれています

 

ブースに取りに行かなくて助かったし、いつもと同じように試合に挑めたとのことで、少しは役に立てたようで、アスリートフードマイスターの資格を取って良かったと思いました。


プロフィール/恩田 美和さん
アスリートフードマイスター2級
冷凍生活アドバイザー・SDGsアドバイザー

Instagram  @afm_miwa • Instagram写真と動画

アスリートフードマイスター事務局では、
私の「五輪ストーリー」の投稿を広く募集しております。
アスリートフードマイスター事務局(info@athlete-food.jp)までご連絡くださいませ。

最新情報をチェックしよう!