ポーランドのスープ『アスリートフード11(イレブン)』vol.3

  • 11月 7, 2019
  • 1月 31, 2022
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※2018年6月掲載 アスリートフードマイスター公式ブログ「バナナが大事」を転載の内容です

「アスリートフード11(イレブン)」今回はポーランドです。
山瀬さんはサッカー元日本代表・現愛媛FC所属山瀬功治選手の奥様です。

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初めまして。アスリートフードマイスターの山瀬理恵子です。
私が注目したのは、ポーランドのスープ料理のバリエーションの豊富さ!
具材をたくさん入れられるスープはたった1つで様々な栄養のバランスがよく、
アスリートフードとしてもスープは大変重宝されています。

今回は、サッカー日本代表の勝利を願いながら、
ポーランドの数あるスープ料理の中から、
一品、ご紹介させていただきます。

【アスリートフードレシピ vol.3】

「フウォドニク」

材料(2人分)
ヨーグルト 200cc
水 300cc
ビーツ 50g
ゆで卵 1個
にんにく 1片
黒酢 大さじ1
塩、パセリなどのハーブ類 適量

スープの中に入れる具材
キュウリ、ラディッシュ、大根などの食感のパリッ、シャキッとしたお好きなサラダ野菜
ハーブ(パセリ・ディルなど)

作り方
1・鍋に、水、皮ごと細かく刻んだビーツ
(皮ごと摂取するのはポリフェノールを生かすためです。
栄養を逃さないように、実もスープもいただき、早く仕上げるために細かく刻んでいます)
黒酢、ひとつまみの塩、にんにくのすりおろしを入れて火にかけ、
ビーツに火が入るまでことこと煮込んで火を止め(10〜15分程度)
冷蔵庫などでしっかり冷ましておく

2・ボウルにヨーグルトを入れ、1、お好きなサラダ野菜
お好きなハーブ類を混ぜ、塩で味を整える

3・2を器に盛り、上から4当分にした卵、あれば飾りにハーブなどを添える

※中に入れる野菜は、生野菜だけでなくピクルスやキュウリの浅漬け
でもおいしいですよ。サワークリームや生クリームを入れれば、
さらにおいしさがアップします


ビーツの強い抗酸化作用と黒酢の筋肉回復力
真っ赤な野菜のビーツ。ビタミンやミネラルなど非常に栄養価の高い野菜です。
アントシアニン系の色素、ベタシアニンは抗酸化作用が強く、体内の活性酸素を取り除いて、脳を守ったり、老化を防いだりします。

また黒酢は酢酸やクエン酸を含むだけでなく、ビタミン、ミネラルがたっぷりで、アミノ酸の含有量が多いことが特徴。
体内では作り出すことができない必須アミノ酸のBCAA
(バリン、ロイシン、イソロイシン)が含まれ、集中力を保持し、
運動による筋肉の損傷を抑えて回復を早める働きが期待できます。

ポーランドの冷たいスープこの夏、ぜひ試してください。

山瀬さん 今回の為にもう一品作っていただきました!
『ポミドロバ』(pomidorowa)というトマトのスープです。


cocoKARA の山瀬さんページにて公開されています。
URLはこちら

山瀬理恵子さん:アスリートフードマイスター3級/野菜ソムリエ
アス飯®料理研究家(スポーツ栄養食)著書「アス飯レシピ」

(京都新聞朝刊連載書籍化。2017年発売1ヶ月で重版決定)
サッカー元日本代表アビスパ福岡所属の現役Jリーガー山瀬功治を支える。


「アスリートフード11(イレブン)」
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