スウェーデンのピッティパンナ『アスリートフード11(イレブン)』vol.9

  • 11月 7, 2019
  • 1月 31, 2022
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※2018年7月掲載 アスリートフードマイスター公式ブログ「バナナが大事」を転載の内容です

「アスリートフード11(イレブン)」ボールは春川智美さんへパス
スウェーデンの運動量を支える料理とは・・・?

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北極圏にかかるスカンジナビア半島の東側に位置するスウェーデンは、食材の乏しい冬を乗り切るためにニシンの塩漬け、サーモンの燻製などの保存食が発達しました、スウェーデンの家庭料理は、味付けも調理法もとってもシンプルなのが特徴です。
スウェーデン料理と聞いて、すぐ思い浮かぶのはミートボールにジャムを添えて一緒に食べたり、にしんの酢漬けなどが浮かびますが、
今回は、家庭で常備しているお野菜を使い、スウェーデンではよく付け合わせとして食されているじゃがいもを使った伝統料理【ピッティパンナ】の簡単レシピをご紹介します。

『ピッティパンナ』

材料

新じゃがいも・・・2個(150g)
玉ねぎ・・・1/2個(100g)
豚肉(かたロース)・・・140g
人参・・・1/2本
ズッキーニ・・・1本
塩・胡椒・・・各少々
ピンクペッパー・・・少量(飾り用)
ローズマリー・・・2本(飾り用)
卵・・・2個
ココナッツオイル・・・小さじ3

作り方

1、 ジャガイモは1つずつサランラップにつつみ、500Wの電子レンジで約6分加熱し、1.5cm角に切る
2、 玉ねぎ、人参は皮を?き、ズッキーニ、豚肉も1.5cm確認切っておく
3、 フライパンにココナッツオイル(小さじ2)を熱し、玉ねぎをしんなりするまで炒め、1、人参、ズッキーニ、豚肉を加え焦げめがつくようにじっくり炒める
4、 3に塩、胡椒で味を整える
5、別のフライパンに残りのココナッツオイルを温め、卵を割り半熟に気味に焼く
6、お皿に?を盛り付け、?をのせ、ピンクペッパー、ローズマリーを飾り付ける

ビタミン豊富な大地のリンゴ
主食にもなるじゃがいもの主成分はもちろんでんぷんなのですが、ビタミンC、カリウムがとっても豊富です!!
特に注目したいのが、免疫力を高め、美白効果や老化、様々な病気を予防する効果があるビタミンCは、リンゴの約5倍で、でんぷんに包まれているので、加熱に弱いビタミンですが、壊れにくいという優れた特徴を持っています。
また、カリウムも豊富の為、ナトリウムを排泄する働きがあり、高血圧予防、むくみ解消する効果も期待できます。
そして、カリウムには筋肉の収縮を正常に行う効能もあるので、健康なカラダづくりに欠かせない栄養のひとつです。
そして、じゃがいもの皮には、”クロロゲン酸”という強い抗酸化作用をもつ、ポリフェノールも含まれています。
クロロゲン酸は、がん予防や老化防止の効能、糖尿病の予防にも効果が期待されます。
今の季節は新じゃがが手に入るので、今回のレシピでは皮を剥かずに調理しました。

含有量トップクラス!疲労回復・体力増進も
疲労、肩こり、ストレス・・・現代人ならではの誰もが持ち合わせる症状のひとつではないかと思います。
豚肉に含まれるビタミンB1には、たまった疲れを緩和してくれる”疲労回復のビタミン”なのです!運動すると、体の中には乳酸という物質が溜まり、疲れやだるさを感じますよね?!そんな時に、乳酸をエネルギーに変える手助けをし、疲れを緩和します。
そしてもうひとつの働きとしては、糖質をエネルギー源に変え、脳や神経機能を正常に働かせる大事なサポート役にもかっています。
糖質をきちんとエネルギー源に変換する事で脂肪の蓄積を予防する事が出来ますよ。

春川智美:アスリートフードマイスター2級
30歳を過ぎてから、趣味のサーフィンやSUPに魅了され、食事と運動の重要性を痛感し資格を取得。
アラフォーを目前に、いつまでも若々しく健康的でありたい!と願う同志に向け、話題!!の無料アプリ、FiNC(ヘルスケアアプリ)にて、健康、運動、美容に関するヘルシーレシピを掲載しています。
サーフィン、SUPの更なる進化を遂げる為に、最近は、筋トレも取り入れ、ボディーメイクも研究しています。


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