ドイツのソーセージ&クヌーデル『アスリートフード11(イレブン)』vol.10

  • 11月 7, 2019
  • 1月 31, 2022
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※2018年7月掲載 アスリートフードマイスター公式ブログ「バナナが大事」を転載の内容です

「アスリートフード11(イレブン)」次は「ドイツ」です
さて、ドイツでおなじみの料理のこちら、アスリートポイントはどこにあるのでしょうか?

☆☆☆☆☆

キンキンに冷えたグラスに注がれる琥珀色。盛り上がる泡。
想像しただけで喉がぐるぐると鳴ります。
そうです? ドイツといえば…
ビーーーーール! 《gooooooal?風に読んでください》
早く来た夏。乾杯の楽しみも早めにやってきましたね♪

ビール以外にもドイツの代表メニューといえば、ソーセージやじゃがいも料理etc…
お馴染みの料理がたくさんあります。
今回は 材料に少し工夫を加えてアスリートにおすすめできる
『手作りソーセージ&クヌーデル(じゃがいも団子)』をご紹介いたします。

『手作りソーセージ』


材 料(約8ー10本分)
材料A
牛挽肉(鉄の強化のために) 200g
鶏むね挽肉(脂肪分を抑えるために) 150g
玉ねぎ(アリシン効果が最も期待できるようすりおろします) 1/4個分
ニンニク (同じくすりおろします) 1片
塩 小さじ1
黒コショウ(白コショウOK) 少々
オリーブオイル(サラダ油でもOK) 大さじ2
卵白(つなぎの役割 たんぱく質の強化のために) 1/2個分
片栗粉orコーンスターチ(つなぎの役割 糖質の強化のために)25g

Aの材料をフードプロセッサーに全部入れて回します(全体的に白っぽくなるまで)

*ハーブ(できればフレッシュをお使いください)
セージ 大きめ葉 4ー5枚
バジル 大きめ葉 4ー5枚
パセリ 1枝分(茎は使いません)
※ステンレスの包丁で(色が黒くなりません)解体した牛乳パックをまな板代わりに刻んで大さじ山盛り2杯くらいが目安です

作り方
1. AとBをボールで混ぜ合わせ 8ー10等分に分ける
2. ラップに1を広げ、巻いて形を作り、ラップの端はねじる(キャンディのイメージ)
形が崩れそうで心配なら、更にアルミホイルで巻いて整える 一晩冷蔵庫で寝かせる
3. 蒸気の上がった蒸し器で10分加熱する(茹でてもOK)
(水の侵入が怖いなら蒸しましょう)
4. 冷めてから包みを解き、フライパンで焦げ目をつける

『クヌーデル(じゃがいも団子)』  
消化吸収が良く糖質がしっかり摂れるメニュー
材料 (作りやすい分量)
じゃがいも(男爵がおすすめ) 中2個
小麦粉 40ー50g(約大さじ5)
全卵(小さめの卵) 1個分
塩・黒コショウ 少々

ソースは
鍋に白ワイン50cc・顆粒コンソメ少々・水50ccを入れて沸かし、少しに詰まったところで生クリーム50ccを加えて作ったものです。
♪トマトソースやミートソースと絡めても美味しいです♪

「ソーセージ」=「腸詰」
本来は、塩漬けされた肉を挽き、腸に詰め、乾燥させたり燻製して作ります。
今回は、腸に詰めずラップで形を作り加熱して作るソーセージをご紹介しましたが
本格的なソーセージを作ってみたくなったら、「ソーセージキット」が売っています。
是非チャレンジしてみてください(夏休みの課題に良いかもです♪)。

ドイツの食スタイル
「質素で合理的」「至ってシンプル」「1皿の温かい料理とパン」「肉とじゃがいもばかり食べてそう」、
そんなイメージですね。
なのに・・・世界トップレベルの平均身長(体格)大きな人が多いです!
どんなふうに栄養のバランスをとっているのでしょうか?
その食べ方に着目してみました。

<ドイツ人あるある>
●フルーツを皮ごと食べる(リンゴはもちろんブドウも!)
●野菜は新鮮なものを調理せずにそのまま「生」で食べる(食事の準備に割く時間を極力減らす主義!? 栄養素は捨てたくない主義!?)
●ナッツやドライフルーツを食べる頻度が高い(効率よく栄養価値の高いものを食べる!?)
●固くて重くて黒いパン好き、白くてふわふわパンは不思議な存在(「精製された小麦は血糖値の急上昇につながり身体への負担が大きくなる」という認識がある!?)
いずれの<ドイツ人あるある>も、体格に合ったエネルギー源となる栄養素の摂取 それに相応するビタミン・ミネラルの摂取につながっているようです。

ドイツスタイルで「至って合理的」な食卓もアリ。
たまには、食事準備の時間を団らんの時間におきかえるのも必要ですね。

貴田都代子さん:アスリートフードマイスター1級
管理栄養士として料理専門学校の講師を10年経験後、ママ&ベビーのためのマタニティビクスと栄養指導に携る。
現在は「学食のおばちゃん」として体育部学生の栄養管理、調理を担当し、選手のパフォーマンスの向上に貢献している。
同時にスポーツクラブで生活習慣病予防の為の保健指導も行う。
様々なシチュエーションでスポーツに関わる老若男女へ、
一人一人の立場に立って食事アドバイスを行っている。

 


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